山羊と狐と海岸で

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第3節 vs清水エスパルス(H)備忘録

過密日程最終戦

2/19の開幕から中2〜3日での5連戦の5連戦目。数々の退場者、負傷者を出しながら前節のヴィッセル神戸に勝利。優勝争いに食い込むためには試合数×平均勝ち点2.0はマスト。そうなると5試合で勝ち点10が望ましいと考えれば、今節の清水エスパルス戦も勝利が必要な状況下だった。

しかし野戦病院化は止まらず。前節から同様に畠中、喜田、渡辺、マルコスに続いてレオ・セアラと水沼も怪我にて欠場となった。渡辺とマルコスに関しては練習には復帰し、前者は全体合流、後者は部分合流で出場もあるのではという声もあったが、無理をさせずベンチ外。個人的には長いシーズン無理をさせないケヴィン・マスカット監督のマネジメントはとても好感が持てる。

そんな野戦病院のマリノスの今回のスタメンは以下の通り。

連戦だったエドゥアルドの代わりにはほぼ大卒ルーキーである角田涼太朗選手が初スタメン。(実質的には昨シーズンの途中から大学サッカー部を退部し、マリノスに加入なので2年目。)それとマリノスの下部組織出身で、3年間の武者修行ののち、今季から復帰した吉尾海夏選手も初スタメン。

先日の山根陸選手もそうだったように、両選手共に序列を上げる絶好のチャンスだ。特に吉尾海夏選手は同ポジションに絶対的なマルコス・ジュニオールが君臨していることや前節同ポジションにて新たな可能性を見出した西村拓真選手とライバルが結果を残した中、吉尾選手自身の存在価値を証明する一戦にもなった。

 

小池龍太の圧倒的な存在感

結果は2−0での勝利。久しぶりに危なげない試合展開を披露。その要因となったのは先制点の奪取と前半のうちに追加点を決めたこと。これによって清水のゲームプランが完全に破綻し、ゲームを支配することができた。

2点目を決めた吉尾海夏選手もマリノスの選手として初ゴールを記録。下部組織から昇格して5年目念願の得点は本人だけでなくサポーターも待ちわびた1点だったろう。相手のクリアボールが諦めずに伸ばした足に当たりそのままゴールに入る想像していなかったゴールかもしれないが、それは必死に相手選手を追いかけたご褒美のゴールだった。

試合も随所に巧さを見せたこともあったので、これからもっともっと成長して欠かせない選手になってくれればこんなに嬉しいことはない。

吉尾海夏、5年目の横浜F・マリノス初ゴールに「自分が一番びっくり」。自信深め「スタートラインに立てた」 | フットボールチャンネル

 

そして驚きは角田涼太朗選手も一緒だ。守備も1試合通してほぼパーフェクトに相手FWを封じ込めていたし、ビルドアップの時も長短のパスで配給するだけでなく、相手陣形を崩すために自らボールを運ぶアクションも行なっていた。もしかすると、それらの能力の高さは畠中や岩田、エドゥアルドと比べても遜色がない。それどころか、もしかすると一番高いかもしれない。あとは守備面でも攻撃面でも。それらが上位陣にも行えるかどうかで一気にレギュラーを狙えるポテンシャルが垣間見れて、今後も試合で見たいお気に入りの選手となった。

F・マリノスのCBの序列が大きく変わる? “チアゴ・ロス”を埋めることができる22歳角田涼太朗の存在感(theWORLD(ザ・ワールドWeb)) - Yahoo!ニュース

 

ただ今節で圧倒的な存在感を放っていたのは25番の小池龍太選手だろう。普段は右サイドバックに君臨する選手だが今季は従来のポジションだけでなく、開幕戦では左サイドバック、神戸戦では後半途中からボランチで投入され、今節はボランチにて初スタメンを飾るだけでなく、素晴らしいゴールで得点をも挙げた。

技術、体力面はもちろん、小池選手の魅力は複数ポジションを任せられるユーティリティ性、またそれらを可能とするサッカーIQの高さだ。ウイイレなら本来のポジションでない選手の起用するのは容易だが、現実ではそうでない。

基本的にはサイドのポジションと中盤は全くの別物だ。サイドの選手はピッチサイドがあるため視線は180°で済むが、中盤に位置すると360°の視野が求められる。マリノスのサイドバックの選手は内側(中盤)に位置することが多いとはいえ、卓越した技術力、サッカーIQだ。本人は以下のように言っているが、そんな簡単なことではないはずなのだが、その点は脱帽するしかない。

マリノスのサッカーの中でプレーすることは、特にポジション関係ないと言ったらあれですけど、いる場所、いなければいけない場所を認知した中で、役割は多いようで少ないというか、しっかりと理解していれば迷うことはないです。

5連戦全試合出場、3つのポジションで先発。横浜F・マリノスの“エンジン”、小池龍太がすごすぎる | フットボールチャンネル

 

まるで元ドイツ代表の偉大なるキャプテンであったラームのような存在感で、いつ代表に呼ばれても何もおかしくない、むしろなぜ呼ばないのかと思うくらいのハイパフォーマンスで近年のマリノスで代えの効かない選手の1人だ。

唯一の欠点は、小池龍太が1人しか存在しないことに尽きる

 

最後に

序盤からの過密日程5試合を3勝1敗1分けの勝ち点10で乗り越えたマリノス。同じ勝ち点で川崎フロンターレが並んでいるが得失点差(総得点数−総失点数)で上に立ち、その他のチームとは2試合差があるが暫定首位となっており、上々なスタートだ。むしろ苦手なC大阪、アウェイ柏と難敵川崎神戸清水と考えれば、最高のスタートかもしれない。

これから試合は1週間毎となり、選手の負担は軽くなり、怪我人も戻ってくるだろう。しかも今回を機にチーム、選手のモチベーションもグッと上がっていることだろう。これからのマリノスがますます楽しみだ。

次は1週間後、昨年一番苦しめられたかもしれないコンサドーレ札幌をアウェイで戦う。kooの調子でがんばれ!!マリノス!!!

そしてやっとブログもサッカー以外のことが書ける!自分の中での過密日程もこれにて終了!!!