山羊と狐と海岸で

主に雑記、サッカー(jリーグ、マリノス、代表)、音楽、テレビ、旅行などその他趣味に関してです。

雑談とお酒とアペロで

フランス発祥の文化

先日、YouTubeをダラダラと見ていた時に、ある動画が流れてきた。タイトルは「料理のヒントは世界旅行から。お酒に合う手作り焼き菓子づくり」。焼き菓子もあんまり作ったことないし、参考にちょっと見てみるかとそのまま流し見をしていたところ、気になる言葉が出てきた。それが「アペロ」だ。

youtu.be

 

調べてみると、「アペロ」というのはフランス発祥の文化で夕食前に、軽いおつまみとお酒で家族や友人たちとの会話を楽しむというものらしい。

アペロとはアペリティフ(aperitif)を略した言葉です。フランスのディナーは20時頃から始まるので、軽くアペロのアルコールで緊張をほぐして、夕食を楽しむ為に、アペロという習慣が始まったのだそうです。

「いや、レストランとかで話せや」とも感じるかもしれないがこれにはいくつかの要因があるようで、1つ目はフランスは物価の問題で最初から最後までをレストランだとかで済ました場合に結構な金額になってしまうことも要因と1つということらしい。

2つ目は日本のような居酒屋文化が存在しない。欧米ではレストランとバーがはっきり区別されており、日本のように軽食から〆まで全て網羅している居酒屋のようなものがないというのだ。本当かなと半信半疑ではあるが、以前にイタリア語を教えてもらっていたイタリア人の先生も日本の居酒屋最高みたいなことを言っていたのを思い出した。

3つ目は、フランス人がおしゃべりが大好きだからということ。外食が高いとか、居酒屋がないとか関係なく、真の目的はここなのかもしれない。話すためのアペロ。確かに北海道のゲストハウスで働いた時期に何人かのフランス人とも絡んだが、どいつもこいつもよく喋る喋る。イメージはパンツェッタ・ジローラモみたいな。喋るだけでは止まらずに唐突に「ゴッとファーザー」のマーロン・ブランドの物真似とかしてた。もちろん一概では言えないが、フランス人はおしゃべりが好きだからこそ、この文化が生まれたのだろう。

フランス人はとにかくこのアペロの時間が大好きなのです。目的はアルコールを飲みながらおしゃべりをすること。フランス人が集まると、次から次に話が広がり、「そう言えば、アペロ長いなぁ。お腹も空いてきたなぁ」と思っていたら、2時間も経っていたということもあったほどです。

しかもフランスは5月ごろから日が落ちるのも遅く、6月には夜の9時以降に火が落ち始めるというのだ。確かに休日に飲むお酒で美味しい時間帯は日が少しずつ落ち始めた時から夜になるまでが一番心踊る瞬間だ。これは上野の汚い飲み屋街でも、おしゃれなテラスでも、ベランダでも一緒で、共通しているのは外の風を浴びている点だろう。

フランス人がアペロを最も楽しむ季節と言えば、夏。5月頃から、気温も温かくなり、日が暮れるのが、どんどん遅くなります。6月には9時半以降に夕日が沈み始めるので、この季節のフランスの街は心踊るお祭りのような雰囲気が漂っています。このフェスティバルのような季節を楽しまなくては勿体無いとばかりに、フランス人はアペロを楽しみます。

しかもアペロは何もそういうお店で行くことがアペロではない。目的は軽食をつまみながらのおしゃべりが目的なので、場所はどこでもいいっちゃどこでもいいのだ。なので自宅の庭にテーブルや椅子を置いて、アペロを楽しむというやり方もある。

これはめちゃくちゃ羨ましくて、誰か周りで一軒家を購入する人には是非アペロ用の庭を確保してほしい!(他力本願)

また週末になれば、この時期、庭を持つフランス人は友人や家族を招いて、庭でアペロを楽しむこともあります。庭でアペロを楽しみたくて、一軒家を購入したなんていうフランス人もいるほど。涼しい風が吹き始め、夕日が沈むゆったりとした雰囲気の中で楽しむアペロの時間は、心が和むのが感じられるほどです。

laferme.jp

 

アペロのお酒やおつまみ

アペロは何も大学生の新歓サークルのようにお酒を飲むものではない。むしろアペロで飲むお酒は比較的に軽いものとされているようで、白ワインやロゼが多いとのこと。赤ワインでもライトボディのようなものも飲まれているとのこと。

アペロの飲み物と言えば、軽いお酒がほとんどです。大抵の場合、ワインであれば白やロゼです。白ワインにカシスを混ぜたカクテル、キールなんかが出されることも。赤ワインは、基本的にアペロには適していませんが、フルーティーなライトボディの赤ワインであれば、アペロに選ばれることもあります。

なのでお酒が苦手な人でもビアリーのようなアルコール度数の低いものやノンアルコールカクテル、ジュースだって良いのだ。なぜならば目的はおしゃべりを楽しむためだから。これであればお酒の席は好きだけれどもお酒飲めない人も楽しめる1つの要素になるはずだ。

そしてアペロのおつまみについても下記のような文面が。

アペロでは、あまり手の込んだおつまみを用意する必要はありません。おつまみの定番と言えば、オリーブやスナック菓子、野菜スティックなどです。アペロは、ローテーブルにつまみを置いて、ソファーに座って、飲んだり、食べることもあるので、フォークを使うものよりも、片手で食べられる便利なおつまみが喜ばれます。

であれば日本が産んだパーティピーポーである沢口靖子でお馴染みのリッツなどがとても使いやすい。沢口靖子はリッツパーティーと称したアペロを行っていたのかもしれない。

www.ienomistyle.com

基本的に簡単なものをようにすればいいので準備するのも容易だ。ということでアペロを知ったその日に早速決行。おつまみは3種類で用意。どれも簡単なものなので準備は20分もあれば簡単にできた。

甘い、しょっぱい、サラダとバランスよく用意。

妻が帰ってきたタイミングでいつもより早い時間の夕食=アペロ。

いつもならリビングでダラダラしている時間もつまみながらおしゃべりする時間がまた良かった。この後の夕飯もある程度、つまんでもいるのでパスタを少々茹でて、その日は終了。気分的にも糖質が少ない感じから「これは太らないのでは?」と錯覚に陥るほど。

 

最後に

以前友人と飲む前には、飲み代節約のために居酒屋前に大戸屋で満腹にする裏技を使っていたがフランスでは夕食前に軽く飲むアペロ文化があることを今回初めて知ることができた。

このアペロ、やってみると中々に良い。何が良いって飲みすぎないところ。この後にご飯が控えていることを考えると泥酔しない飲み方ができるのだ。今後家族や友人やらと休日を楽しむときは早い時間からアペロを楽しみたいと心から思った。

日本だとアペロのお店がなかなかないので、ただの居酒屋になってしまうこともあるかもしれないが、それでもいいのだ。会話を楽しんで人生を豊かになれば!

家の購入を考えている友達のS君にも一軒家を勧めよう。特に庭付きの一軒家を勧めよう。更にいうと庭はある程度のスペースがあったほうがいいし、なんなら芝生とかあるとよりいいかもしれない。ウッドデッキがあるのでもいいな。早く買わないかな。

 

以上!!!